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奄美大島での幼稚園時代。青い海と蘇鉄の赤い実そしてさとうきび畑。当時はおやつなんてない時代だったから
子どもたちは近くのさとうきび畑に行き、自分で刈って食べた。美味しかった。でも他の人の畑だからといって、怒られたこともないし、悪いことをしているという自覚もなかった。
奄美で怖かったのは毒蛇の「ハブ」で、一人で勝手に山に入ってはいけないとよく言われた。森を大事にする文化やインディアンの社会では、脱皮を繰り返す蛇は再生のシンボルとして神聖な生き物として扱われていたけど、奄美の人たちも蛇が森を守っていると考えていたんだ。
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